2009/11/22 久々の
2009 / 11 / 22 ( Sun ) 23:59:24
晴天なので、清く正しく変態なにーちゃん&ねーちゃんが某林内に集い怪しい宗教儀式、もとい業務スキル上達講習会。
![]() 個人的には全く興味がない訳ではないのだが、業務分野としては畑違いなのであまり活用の機会はないだろうなと。ただ同業初見組と、こーゆー講習会の撮影&パッケージ編集に興味があったので冷やかし&ビデオ撮影メインで参加。 流石に講師殿は張り切っていて、多少お笑い過多で授業は進む。撮影も最初はまあまあ真面目にやっていたのだが、途中、やはりこれはもう少し進行を考えて絵作りをしないと単なる記念撮影に終ってしまうと思い、流し取りへ移行。もう少し企画構成の場数を踏まんといかんな。 各自レベルに合わせて一通り実技は行った模様。私もメインじゃない方をやらせてもらったのだが、これが意外に愉しかった。業務用の必要スキルとしてではなく、どちらかというと純スポーツ的な要素に惹かれた。まあでも調子に乗ってこんなことやっている訳だ。 ![]() 途中写真撮影がしたいというのでミホコにD100を預けたのだが、設定が先々月の仕事の状態のままだったのでマルチパターン測光&JpegMのFineというこのシチュで12-24を使うには最悪の設定。果たして上がって来た写真は黒潰れしまくり。いやこれは全て私の責任でありまする。 レタッチをBR9で行うのであればNC4が使えるのでまだ何とかなるのだが、今回はいきなり「おく太」に放り込んだのでNX2しか使えない。NC4宜しく莫迦の一つ覚えのトーンカーブ勝負にでたのだがこりゃダメだ。という訳でDライティングを使ってみるとナンボかマシ。というか参加者に閲覧してもらうためにPicasaにあげたサムネイルを見ると明らかにトーンカーブ勝負は空の色が酷い。最近はプリントどころかレタッチもろくにやっていないので、随分と酷い仕上がりになってしまった。 解散後帰宅方向が同じ3人で茶でもしばく。まあ、また私一人で8割方しゃくべくり007なわけだが、アルコール抜きの同業談義もなかなか貴重だ。 機会があればまた基本冷やかしで参加希望。でもまあアレとコレとソレ位は揃えておいた方がいいかな?明日白石で私を見かけても声をかけないように・・・。 |
2009/11/21 とにかく
2009 / 11 / 21 ( Sat ) 10:41:24
3DCGで突っ走るあのヒトの作品。2作とも60分なので、続けて鑑賞。正直3DCGの出来は、最早善し悪しを語るレベルではないので「作品の出来」がどうかというところが見所。一方はラストに明かされる二人の関係がほほうっ!と言うところに、もう一方は感染の結果がもたらすちょいとご都合主義な結果が斬新。とは言ってもこれは恐らく原作のノリそのものなので、ここに映像化の意義があるかと問われれば微妙。
少なくとも私は「奇麗なだけの」映画が観たい訳ではありません。この作品の技術習作的価値は充分認めますが。 曽利文彦 「to 楕円軌道」「to 共生惑星」 でした。 作画のレベルだけなら、トップクラス、悪くない物語の設定、魅力的なヒロインとこれだけ揃えておきながら、その恐ろしく低レベル且つ独りよがりな脚本・演出によって近年稀に見るがっかり値/期待値を叩き出したTVアニメ。果たして映画版はKYな製作陣がTV版を好評だと勘違いしたまま、もしくは我に返って失地回復乗り出して製作したのかは余人の知るところではないが、ここまでダメダメだとぐうの音も出ない。 TV版の登場人物の配置をテキトーに置き換えたパラレルワルードで繰り広げられる意味不明な人類救済茶番劇。主役二人のバカップル振りは微笑ましさを超えて殺意すら覚える。TV版ではナイスな参謀役に成り損ねたハップが本作ではレイプ魔に突き進んだ瞬間即死という惨い扱い・・・。 なにが「ドーハの悲劇」だ! 京田知己 「交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい」 でした。 |
2009/11/17 焚男
2009 / 11 / 17 ( Tue ) 22:48:03
が「いいっすよ!」というので鑑賞。しかし残念ながら私のココロには響かなかった。この作品、立ち位置がはっきりしないのだ。ラブロマンスなのか、サスペンスなのか、社会派ドラマなのか・・・。所々良いエピソードはあるのだが一本筋が通っていないので、良いとこ取りが過ぎて全体としてのまとまりや盛り上がりに欠けるという残念な結果になっている。発展途上国のスラムをフィールドに選び、先進国のスタッフが作品を撮るという構図においては「闇の子供たち」に良く似ているが、結果として本作はこちらに遠く及ばないのでは。
EOS5DMark2を多用した思われるオープニングのおいかけっこの斬新な映像と、エンドロールの踊りまくりは良かったが、時期が時期だけにマイケルふぉーえばー!って感じ。 Danny Boyle 「Slumdog Millionaire」 でした。 基本ノンフィクション。アメリカで起きた公民権運動では多くのヒーローが誕生したが、本作の主人公もその一人。本作はこのヒーローを静かに且つ丁寧に描くことによって、この手の作品としては意外な程淡々とした印象を与える。時折織り込まれる当時のフィルムが作品に深みを与えているのだが、正直どっちが作品でどっちか実写か判らなくなる程のレベル。 結局公民権運動は得たものの大きさの代償として、いずれのヒーローの生命を奪うことにもなった。何かを得るために何かを失わななければならないことはこの世の因果律なのだろうか。こういう出来事を繰り返しながらも前進し続けるアメリカに日本が正攻法で立ち向かうのはちょっと無理かな。 Gus Van Sant 「Milk」 でした。 話題作故本来ならばもっと早くに観ているはずなのだが、一応私の立場を考えると喪が明けてからということで今頃鑑賞。 脚本のセンスと主役の絡み故か周防監督張りの笑いの場面もあるが、主題を外さす流石に見応えのある映画になっている。誰が観ても相応の感想が得られると思うが、個人的には「壁の向こうを見た人」が観るべきなのではと思う。 秀逸なのは各演者の表情を余すところなく捉えたカメラワークだろうか。静謐且つ流れるようなカメラワークで切り取られる所作は歌舞伎等に代表される古典芸能の「型」のような様式美を醸し出す。 普段ならお約束として〆には重度の熟女中毒告白となるのだが、今回はスッピンの広末サイコー。いやあ最近ホント、ワシこのヒト大好き。今回も奇麗に撮れているなあと思ったら本作の監督は「秘密」でも広末を奇麗に撮っていましたな。 それと原作クレジットを拒否したという元ネタ本の存在。自らの宗教観をもって筋を通したとのことらしいが、そちらも気になる。 最後に唯一この映画のダメな点・・・。何なんだ、あのサケの遡上シーンは!チープって言ったらありゃしない。このシーンの迫真具合は本作の出来を左右するかなり重要なシーンになり得たと思われるだけに至極残念。このシーンだけでこの監督の次回作が大ゴケしたというのは自明の理。 滝田洋二郎 「おくりびと」 でした。 とにかくその題名の響きに惹かれ、観たくて仕方がなかった作品。当時レンタルと言えばDVDではなくVHSであり、最寄りのレンタル店ではまるで見つからなかった。その後も時折思い出してはレンタルDVDないかなあと思っていたのだが、そのままずるずると。ところが先日思いついたようにアマゾンで検索してみると2003年にDVDが出ているではないか!しかも邦画としてはまあまあ許せる値段。今後レンタルで見つかる可能性も低いだろうしとポチっとな。 で、注文後色々調べてみると本作には原作があって、むしろその原作の方が伝説の作品らしいということが解った。そう言われれば原作も読むしかあるまいと早速購入。 とにかくあちこちでその絶賛ぶりが凄いのだが、正直小説としての完成度は低い。なぜなら私が思うに原作者は小説家ではないからだ。これは小説というよりはある愛の証である。で、この愛が解る人は真性変態皇帝の名を与えられる訳だ。私も変態にかけては自信があったのだが、これはちょっと負けました。 ひたすら愛をぶちまけているだけなので、この愛が理解出来ないと多分途中で読むのを止めてしまうだろう。しかし前半途中から物語が動き出す疾走感とワクワク感、そして殆どノンフィクションかと見まがう淡々とした描写をどのよう締めるのだろうという不安が増大してくる後半、p406で作者は一気にファンタジーの切り札を解き放つ。またしてもやられてしまう。鼻腔の奥がツーンとしましたよ。 と初めてと言っていい位映画鑑賞の直前に原作を読了してしまった訳だが、果たして映画の方は残念な出来であった。探検の雰囲気はそれなりに出ているのだが、ミハルとアキラの関係が原作のバランスより悪く、ミハルが一方的に連れ回している感が否めない。特に酷いのはゴルフ場のオヤジがミハルを足蹴にするするシーン。いくら無断入場とは言え、小学生を注意するのにいきなり蹴りを入れるというのは少年冒険映画の演出としてかなり疑問だ。それに本作最大の切り札であるp406のファンタジーがまるっきり省かれている。総じて低迷期の日本映画の悪いクセであるグダグダ演出が目立った。 とはいえ若い田口トモロヲは飄々とした雰囲気が良く出ているし、何よりチョイ役ながらその美しさが際立つアキラの母こと近内仁子を見出せたのはなにより。 原作 銀林みのる 長尾直樹 「鉄塔武蔵野線」 でした。 |

